自己破産>免責が不許可になった場合の対処方法を無料でお教えします！

もしも免責が不許可になってしまったら、その後は
どうすれば良いのでしょうか。
免責不許可事由に該当する場合でも裁量免責が
適用されるケースが多く、弁護士であればその辺りの
基準は分かっていますので、弁護士を通して申請する
場合はまず心配ありません。
免責の決定を得るのは難しいと判断される場合は、
最初から申し立てはしないはずだからです。
弁護士を通さずに個人で自己破産の申し立てを行った
場合や、申し立ての最中にまた借金を重ねた場合
などは、不許可になってしまうこともあり得ます。

免責不許可となった場合、債務は当然残ったままに
なります。
債権者も、この時点で借金を免除したり減額したりは
してくれないでしょう。
それどころか、裁判所がこの借金を正当なものとして
認めたのですから、積極的に回収に乗り出すことが
考えられます。
破産者が取れる最初の手段としては、免責不許可に
対しての不服申し立てです。
これは、高等裁判所に即時抗告するという形で
行います。

しかし、これで決定が覆る望みはほとんど
ありません。
より現実的な方法としては「任意整理」があります。
これは「返済できる範囲で返済する」という
方法で、債権者と協議して、債務を減額して
もらいます。
債権者も、回収できる望みが薄い人にいつまでも
手間や費用を掛けたくはないので、ほとんどの場合は
これで手を打つことができます。